高齢者福祉施設ボランティア(フラワーハートセラピー )


IATHは、高齢者福祉施設にてお花のセラピーワークのボランティアを実施させていただいています。

高齢者の方々のQOL(クオリティー・オブ・ライフ)の充実のためだけでなく、生花でアレンジメントを作ることで様々な機能のリハビリテーションの役割も果たします。

 生花の持つ生命力、五感の覚醒、人と人とのコミュニケーションによって生まれる心の豊かさ・・・

ご参加くださった皆さんのキラキラ笑顔、自信に満ちた清々しいお顔を拝見するたびに、

施設スタッフの皆さまの柔らかな笑顔と共に「また来てくださいね」のお声をいただくたびに、

ボランティアスタッフ(セラピスト)も「次の訪問時はどんなお花を届けようかな・・・」と喜びを感じています。

【実施例】 ~お花のワークの流れ~

準備

バラのとげを取り除いたり、堅い茎の処理をしたり、複数人に分けやすいように切り分けたりします。
はさみ使用が困難な場合は、そのままアレンジできるように花材の長さを整える等、参加者に合わせて準備します。

 

ワーク開始 ~導入~

ご挨拶の後、季節の行事やお祭りなど、季節を感じられるお話をします。様々なエピソードが皆さまから出ることもしばしば。リラックスした雰囲気と、適度な集中力で、ワークに入る準備が整っていきます。参加者の皆さまのその日のコンディションを把握ための大切な時間でもあります。

 

 

ワークの準備

花材紹介をしながら花材を配ります。お花の名前だけでなく、香りや色、手触りなどもお伝えします。好きなお花をご自分で選んでいただく場合もあります。
吸水性スポンジの扱い方法は、毎回、忘れずにお伝えします。

 

アレンジメントづくり

自由にアレンジを作ります。流儀や作り方はなく、まるで「落書き」するように、楽しみながらアレンジします。
しばらくお花を触りながら、恐る恐るお花を挿し始める方、すごい勢いで作り上げる方、じっくり丁寧に吟味する方・・・人それぞれに、アレンジ作りが進みます。

 

セラピストがお声をかけながら様子を見守ります。

「どのお花がお気に入りですか?」

「このお花、○○さんの笑顔みたいですね!」

「まるで踊ってるみたいで素敵!」お花を存分に楽しんでいただくと共に、楽しいコミュニケーションも大切にします。

 

 

作品シェア(ストローク交換)

全員の作品が仕上がったら、一人一人の作品紹介し、作品を皆で味わい、楽しみます。
セラピストは、それぞれの作品の「素敵なところ」を紹介しつつ、皆さんに「いいところ」を見ていただけるようにお声がけをします。参加者の方々からも、「わぁすごい!」「素敵!」「かわいい!」・・・といった声とともに、笑顔が広がります。「人それぞれ違うものができるから、面白い!」新しい発見とともに、うれしい驚きもあって、ワクワクドキドキ。
主役は、もちろん作品の作者。皆さんから上がった称賛の声と共に、ご自分の作品を前にして、にっこり満足。主役が交代するたびにあがる温かい声や感嘆の声。「皆の作品が見れて楽しいなぁ。」全員分の作品紹介の時間も、あっという間に過ぎていきます。
全ての作品紹介が終わったら、周りを見回します。「すごい!お花畑みたい♡」お部屋もお花の香りに包まれて、優しく、穏やかな笑顔があふれます。

 

終結(グランディング)

アレンジメントのケアの方法などをお伝えして、お花の楽しい世界から現実にグランディング(しっかりと地に足をつける)。
「長くお花を楽しめるように、お水をあげてくださいね。」
「さて、どこに飾ろうかな…?」
「来月のお花も楽しみにしていて下さいね」
最後にセラピストからご挨拶 「次回もどうぞ、よろしくお願いいたします♡」